園長からのメッセージ(2017年度・1月号) 園長からのメッセージ(2018年度・11月号)

じぃじのにおいがするね

 幼稚園の幼い時、「赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなが仲良く出来る町が出来ると良いなあ」、本当に田舎の小さな島に育った私にはそれが夢でした。「大きな建物を建てて100万人の人が住めると良いなあ」、非現実な夢でした。10軒余りの小さな村、どの家もどの人も家族みたいななかよしの村でした。
 幼稚園に来園したお客さんと話していると、女の子たちが次々と背中越しに抱きつくかのように、きゅっと手を回し、「じぃじのにおいがするね」、女の子たちはにこにこの笑顔、素敵でした。家でじぃじとのあたたかい触れあう姿が浮かんできました。「じぃじ」と思われたのに、なぜか悪い気がしない、嬉しくなる、老いてきたのかそう感じてきたのか、なぜか穏やかな自分が不思議でした。幼い時に夢見た「赤子からお年寄り」までのユートピアを感じたのでしょう。
 門に立って子どもたちと挨拶を交わし握手しているが、40年近く経っても何の変わりもない。あの握手していた子どもたちがお父さん、お母さんになって子どもたちの挨拶する姿を嬉しそうに見つめている、その目が本当に眩しいぐらい輝いている。これがもしかしたら、幼い時に夢見た「ユートピア」かなあ。幸せです。先日、一緒に野球をやっていた仲間に会いました。朝早く、一歩一歩ゆっくり歩いては止まり歩いては止まる、そして私に向かって手を振る、7月までは颯爽と自転車に乗り「えんちょうさーん」と、手を振り走り去っていたのに、声も出ないし顔もやつれた友は「園長さんの元気を貰いに来たよ」、何度も握手しました。まったく力が無いから「ぎゅっとしてくれ」と、頼んで来ました。「子どもたちとの関わりがあると良いなあ」・・、ぼそっと口にした友の言葉に、まさに幼い時のユートピアはこれだ、幼児教育に求められているのは、「触れあい」。子どもたちにもお年寄りも。一緒に野球をした、その時の監督と一緒に仕事をしていますが、78になっても本当に元気、幼稚園で頼りになる存在感ある先生です。本当に有り難い。勿論、監督も近づいて来て、一緒に「まだまだ元気で頑張ろう」と、3人で誓いました。

 「じぃじのにおいがしても」じぃじと慕われ、「じぃじ」と言われても「えっ、」とびっくりされるぐらいいつまでも元気で頑張ろう
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