園長からのメッセージ(2017年度・1月号) 園長からのメッセージ(2018年度・5月号)

意地を張り合っても

 意地を張り合ってどうした、どうにもこうにもならない。意地を張ると相手も意地を張る。素直になれない自分を感じる時、必ずと言っていいほどどこかで意地を張っている。最近意地を張るのをやめようと思った瞬間、ほっと肩の力が抜けた、抜けていって気持ちが楽になり自分の気持ちがコントロール出来る、そう思う体験をしました。この年になってのちょっとした悟りみたいなもので恥ずかしい限りです。
 意地を張って良いことは本当になかった。後悔することばかりでした。一見勝ち誇ったかのように見えても心底自分の気持ちが晴れない思いを何度繰り返してきたことか。教職員にも何度となく「負けるが勝ち」と、相手の言い分をまず良く聞いて、その相手がそう思っていることを受け入れて、それから自分を振り返り改めていき、初めて良好な関係が生まれると、「負ける」は受け入れる、「勝ちは」上手くいく、そう諭してきたものの自分もなかなか出来ず、意地を張り合っていました。そんな私の言動は、一体何人の方を傷つけてきたのか、本当に申し訳ない、悔いるばかりです。イライラする時は必ずと言っていいほどどこかで意地を張っています。意地を張っている限り、その方を受け入れることはあり得ません。子どもにとって「自己主張」の大切な時期があることも事実ですが、その自己主張を受け止めてくれる保護者が、教職員が、大人がいるからその時期が成長の大切な時期かも知れません。大人になればなるほど自己主張は「勝手」と取られるようになってきます。勝手な自分が、64に近い今になって何とか気付くとは本当にまだまだです。これからも繰り返していくことが分かっていても、少し大人になった気持ちでした。
 意地を張るのをやめよう、素直になろう、肩の力を抜こう、まずそこからが第一歩かも知れない。新入園児は勿論、保護者の方で初めての幼稚園、また新年度を迎えた子どもたちみんなも、肩の力を抜こう。学生も、大人も子どもも肩の力を抜こう、勿論私も。
あちこちで「まず話そう、聞こう、許そう、学ぼう、遊ぼう」、そしたら「話してくれる、許してくれる、なるほどと聞いてくれる、遊んでくれる」、そう話すことがありますが、これからも自分への一言として大事にしたい。
 こんなまだまだの園長ですが、まだ子どもたちに関われることに感謝するばかりです。よろしくお願いいたします。

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