園長からのメッセージ(2016年度・12月号) 園長からのメッセージ(2017年度・7月号)

森の中に響き渡る世界一受けたい保育

 久し振りに夢の森の壁画の修復に汗を流す。毎日曜日ごとに一日中自然の中に身を置く、心地よい汗、くたくたになっても元気をいただきます。やり残したものを月曜日に、夢の森の園長を退いてから一年ぶりに、子どもたちの歓声、先生たちの保育を垣間見ることが出来た。目立たないように、じっとじっとしていました。どこからか楽しそうな笑い声、元気な返事、しかし保育者の声は確かに砂川先生です。保育を受けている方たちは大人の女性のようです。森の中に響き渡るその保育は、子どもたちが体験する「山遊び」の一つ、森の自然の中から栗の葉と熊笹をいただきお茶にして、お茶をいただきながら森の中でのカフェ、勿論世界一受けたい保育はその前に展開されていました。じっとしていられなくて、そーっとついつい受けてしまいました。  本気で子どもと同じように声かけをし、同じように返事をするお母さんたち、楽しくてわかりやすくて面白い「山遊び」でした。玉川中央幼稚園、夢の森幼稚園、柿の実幼稚園の子どもたちは必ず受ける「山遊び」です。子どもたちが本当にうらやましくなりました。普段先生方に「魅力ある保育」を心がけるように話すことがありますが、砂川先生は身体全体を使っての保育、全力で傾ける熱意が伝わってきます。 子どもたちもお帰りの時間になり、聞こえてきたのが、「花いちもんめ」遊びの声です。「あのこがほしい、このこがほしい、そうだんしようそうしよう」、出て来るのが、子どもの名前と、必ず歌われる男の先生の「ゆうき先生がほしい」です。30分40分、いいか悪いかは別として、ずっと繰り返されたのです。本気だ、すごい人気だ、子どもたちもジャンケンして勝つと大喜びです。魅力ある保育も素晴らしい、子どもたちに「大好き先生」も素晴らしい。  今年も各園の畑にはたくさんのジャガイモが収穫できました。ジャガイモ掘りの報告もここで書きたくなりました。いくつかの農園がありますが、「三輪農園」にジャガイモ掘りにやって来たのは玉川中央幼稚園の年中さん、その時間が本当に楽しかった、との電話がありました。担当は「熊木大輔」先生、きっと子どもたちが目を輝かしてお芋掘りをしているに違いない、その様子が浮かんで来ます。引きつける言葉かけ、本気にさせてしまう不思議な雰囲気、また保育を受けたくなる魅力を兼ねています。同じジャガイモ掘り、けど言葉かけ雰囲気、魅力でまた違った楽しいひとときになったようでした。大輔先生は柿の実幼稚園で水曜日の午後、「森の幼稚園」をお願いしていますが、大人気でほとんどの子どもたちがその日を待ち望むほどです。何年間の担任を経て今はバス運転、体育遊び、クラス補助、プール指導等いつも素晴らしい関わりに感謝しています。  各園にもたくさんの素敵な先生が子どもたちとの毎日、本当に子どもたちは幸せに違いない。私が自分の教職員を褒める、それは本当にそう思うからです。そして感謝するのはいつも温かく教職員を見守り、こどもたちの笑顔の毎日、そこには温かい保護者のみなさんあってのこと、本当にありがとうございます。