園長からのメッセージ(2016年度・12月号) 園長からのメッセージ(2017年度・4月号)

「あっ、はるだ !」に感激

 毎年大切にしていることは、卒園児を、小学校の入学祝いに学校まで教職員で出来る限り出かけ、祝いの言葉を掛けることです。はにかむ姿と楽しみな姿を見届け、そして幼稚園に入園してくる本当に可愛い子どもたちを想い、一つひとつお迎えの準備。日々に高まる早く会いたい気持ち、教職員みんなが、新しい年度と新しいクラスにわくわくでした。いよいよみんなに会える日がやって来ました。そうです、もう春です。
春休みに、お迎えの話し合いや準備、新しい出会い、意気込む思い描く保育の展開、今年度も大切にしたいものは、やはり「あったかさ」です。子どもたち、保護者の皆さん、教職員、みんながあったかく関わり、触れ合い、気持ちが入った保育がなされていくことを願い、子どもたちにとって楽しい、そして仲良しいっぱい、ありがとういっぱい、だいすきいっぱいの一年になるよう、教職員一つになって頑張りたいと思います。
 一人の先生が春休み、春探しに幼稚園の山に出かけました。子どもたちと春探しです。土から芽を出し花を咲かせ、新緑の木々、まぶしいぐらいの春ばかりです。一人の男の子が、先生の意も解さないで、山の頂上近くにある長いローラー滑り台の上に昇ってしまいました。追っていったか、そばに行った先生の耳に届いた言葉、「あっ、はるだ !」だったそうです。目に入ってきたのは、高い所から見渡す、春満開の大自然でした(柿の実の裏山)。様々な桜の花がきれい、新緑に覆われた木々、緑いっぱい花いっぱいの野原でした。土から出てくる草花等、歩き回っての春探しの保育を考えていたのに、一人はずれて遊びに走ったとの思いが、その滑り台の上での子どもの「春探し」に感激し、涙したそうです。子どもの動きや言葉、その表情にたくさんのことを教職員は気付いたり学ぶことがあります。その涙は子どもの持つ素敵な感性とその成長に感激した涙でした。
 私も春探し、けど春休みは朝早くから夜遅くまで職員室での一日でした。やっと春を意識したのは、隣の東柿生小学校での入学式、徒歩で向かうと周りの変化にびっくり、もう春だ。挨拶した校長先生も新しい方、「やさしい、目がいきいきしている、素晴らしいな」、新年度がやって来ました。一緒に一年生をお祝いに行った先生の小学校時代の大好きな担任の先生、目の前にいるのは校長先生、二人の再会を間近に見ました。「なおちゃん !」と近寄った校長先生に、「先生とこども」の素敵な姿を見ました。玉川中央幼稚園の卒園式の後、隣の町田第五小の校長先生が小学校時代のあの子が、担任として卒園児を送り出す姿、また二人の再会は素敵でした。
 新しく開園した「つくしんぼ保育園」の栄養士の方から、たけのこを食材に使いたいから、たけのこが欲しい、との電話が入りました。竹林を抱える夢の森幼稚園の「自然探検村」に探しに行きました。春全開、春いっぱい、けどたけのこはまだでした。新しく開園、まだまだ一週間もならないのに、自然の食材を地産地消との思いで給食を献立してくれたこと、嬉しい。
 つくしんぼ保育園、はじめの一歩保育園、ちびっこ安心館、夢の森幼稚園、玉川中央幼稚園、柿の実幼稚園、どの施設も「自然そのもの」との触れ合いも大切にしていきたい。 今年度も子どもたちの成長とたくさんの体験を願い、皆さんと共に共感と共有の一年でありたい。