園長からのメッセージ(2009年度・2月号) 園長からのメッセージ(2015年度・7月号)

同感です、大きな拍手

 台湾から25人の園長先生が幼稚園見学に来ました。たくさんの質問が次々に出てきます。約三時間、私もたくさん学ぶ機会でした。まだまだ見学に来たい先生方がいるとのことで、7月にも第二陣が来園するとのこと。皆さんに囲まれその答えに目も身もじっと私に向いています。20年前にも別な幼稚園の園長先生方に囲まれての集まりでもそうでしたが、共感できることが出てくると、急に大きな拍手が沸き起こります。とにかくその拍手はすごいものでした。同意します、その通りです、そうだそうだ、同感です、共感の大拍手を「その時その場で」する姿に感心致しました。
 大きな拍手は三回程沸き起こりました。クラスの部屋にいろんな玩具や教材、知育の本があまりないのはどうして、国の指定のカリキュラムはどうとらえていますか?・・・・。「学びの場は保育室の部屋だけとは思っていません。むしろより良い学びの場を求めて保育室を離れることが多い。学びの場は、床は大地、天井は空いっぱいに広がる大空、壁は子どもたちを取り巻くあらゆる環境、特に大自然の中に学ぶ機会をいっぱい与えたいです。」本当に大拍手。「国の幼稚園教育要領はとても大切です。けど全幼稚園が同じでないといけないなら、一切の補助金はいらないから本当に子どもたちに必要なことを思い切って取り入れたいのが本音です。」すごい大きな拍手。「どのクラスにもたくさんの支援を要する園児たちがいましたが、また車椅子の子もいましたが何か思いがありますか?」。「子供たちも先生方も一人ひとりはみんな違います。そうです、みんな違ってみんないいんです。学ぶ場はお互いにいっぱいあります。子どもたちは頑張ることも、助けることも、いたわることも、認め合うことも、受け入れることも、自然に無理なく自分のものになっていきます。うちの子どもたちは元気、笑顔、優しさ、また賢さ、みんなからいっぱい学んでいます」。大きな拍手です。またまた違う国の幼児教育に携わる素敵な仲間に出会えました。
 話は変わりまして、門で子どもたちを迎えていますと、同年代のおばあちゃんおじいちゃんが孫の送り迎えをする方が増えて来たようです。幼稚園に勤めて35年、門に立ち続けていると、親として送迎をしていた姿が浮かんできました。お互いに孫に関わるようになったようです。「32年ぶりかね、元気そうだね」、そう声かけられ本当に嬉しい。たくさんの卒園児が親になり次々にやって来ます。また幼い時のあの本当に可愛い姿が浮かびます。この仕事に関わってこれて幸せです。  子どもたちに元気と幸せをたくさんいただいています。毎日暑いけど相変わらず子どもたちを見守りながらも壁画作りは続けています。「何してるの?」「うん、きれいにしてるの」「そうなの、きたないの?」、また聞かれました。「すごくすてき!」「こんなのみたことない」「すごい!、うわっ、えになってる」「どんなえになるかたのしみ」「あたまのなかにすてきなえがいつもうかんでくるのね」「えんちょうせんせい、やすみやすみにしてね」・・・、本当に皆さん優しい、またその表現が素直です。なぜ大変な思いをしてまだやるの、もう趣味の世界ね、もう変人の域に入ってるね、体が大事よもうやめたら・・・、家族や教職員によく言われますが、それよりも子どもたちからの素直な言葉に継続の原動力を頂いています。

壁画

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