園長からのメッセージ(2009年度・2月号) 園長からのメッセージ(2015年度・2月号)

コーヒー1杯が支えた

 本当に今日の朝は冷えます。朝6時、自宅から職員室への森の両サイドの木々の葉、ほとんどが凍っています。寒さの為にか丸く縮こまっているようにも見えます。この土・日曜日も冷えました。外での壁画制作は堪えます。私も縮こまって一枚一枚壁に貼り付けていると、湯気が出ている温かいコーヒー、手作りのお盆におやつが添えられて「あったまってください」と、近所の方から差入がありました。これまでも缶コーヒー・ジュースなどを手渡していく有り難い方たちに支えられて、約10年間継続できています。まだまだやっています。当分の寒さも昨日のもてなしが私の「もうここらでこの制作も終わりにしようかな」との弱音を乗り切れそうです。ありがとうございました。まだ2・3年は頑張れそうです。
 机のそばに積み上げられた数えきれない年賀状、今年は20歳の成人を迎えた卒園児からのものが多かった気がします。幼稚園時代の単に園長でしかない私に・・・・。本当に何度も読み返しました。「たくさんお伝えしたいことがあります。そんな中びっくりうれしい出来事が!!」。そんなスタートで裏にも表にもびっしりです。卒園と同時に「芦屋市」に引っ越した彼が、大学で出会って親友になった彼と、なんと遠く離れた同じ幼稚園、知らないで仲の良い友達になっていました。東京と芦屋、お母さん同志は年賀状でのおつきあいをしていたようですが、大学が一緒でしかも親友、両親子ともまさかまさかの・・・。もう一枚、支援を要したあの子が「ジャムおじさんをめざしてまいにちパンをつくっています。いつかえんちょうせんせいにおとどけしたいとおもっています」、その便りには感激しました。漢字で「今年もお仕事がんばります。」と、書いている、「あけましておめでとうございます」と挨拶している、感激です。そばに、お母さんから「幼稚園には森がありますから、『妖精の扉』があると素敵ですね」、そう添えられていました。そうか、幼稚園にもメルヘンのような夢のような、そんな扉を作りたくなりました。玉川中央、夢の森、柿の実の3園・・。夢をありがとう。
 冒頭の壁画、今はお寺のそばの塀に制作中、この後は「小鳥の森広場」の東屋の床と土台に、そして玉川中央と夢の森の「卒園制作」とのコラボです。そして柿の実のそばの「参道」へと展開、そんな予定です。気楽に楽しんで継続していきます。見守ってください。
 食事や居酒屋に時折出かけますが、ここ2・3年、必ずそこでアルバイトしていたりお仕事している卒園児に出会います。声を掛けられたり、一品サービスしてくれたり、「私のお給料から払います」と言って、高いものを出してくれたりします。職場のみんなに紹介したり、自慢したり、とにかく嬉しそうです。私も勿論感激、幼稚園時代のことを思い出します。声掛けしてくれて本当にありがとう。頑張ってね、応援しています。
 いよいよ、年長児は卒園を意識し、小学校のことが周りでささやかれ始め、うきうきしているようです。幼稚園は複雑な思い、けど子どもたちが「おおきく、おおきく」なっていくことを願って、残り一日一日を、大切に思い出深いものにしていきたい。 退職される先生方も「この幼稚園」の子どもたちのため、そしてお勤め出来たことへの感謝の思いで最後まで頑張っていきます。