園長からのメッセージ(2009年度・2月号) 園長からのメッセージ(2014年度・冬休み号)

あったかーい! つめたーい!

 もう一年が経つのですか!精一杯頑張り走って来たけど、振り返ると何も残っていない。自分のふがいなさにあきれるばかりです。せめて自戒し新たな一歩を歩き始めるだけです。保護者の皆さんに、教職員のみんなに後押しされながらなんとか一年を終えようとしています。そして一番の感謝は子どもたちです。殊に日々を終える就寝前に頭をよぎるのは、子どもたちからの声掛けです。
 朝早くは寒さが身に染みますが門前で子どもたちを迎え、気持ちよく「おはようございます」の挨拶が交わせるのは有り難い。握手するため門の前を動き回るすばしこさと運動量を、還暦を迎えてもなんとかこなせるのも有り難い。「わあー、園長先生の手はいつもあったかーい。」いやいや歩いてやって来る子どもたちの手が本当に冷たいのだ。「あっ、園長先生の手がすごく冷たーい、可哀そう。」と、両手で擦ってくれる。続々降りてくるバスからの子どもたちの笑顔と元気さ、そして握手する「手のぬくもり」は、本当に元気の源です。私の手は変わらないのに、「あったかーい、つめたーい」と声掛け、笑顔と優しさをプレゼントしてくれます。素直に表現し、すぐその場で自分の思いをぶつけてきます。かけひきもなく損得もなく受け入れられる子どもたちの純粋さにいつも学びます。この子どもたちに応えられたか、毎日が反省の連続でした。何事にも全力投球、まだまだ。
 年末の忙しい中、柿の実学園・玉林学園・共遊の会の学園長的立場で支えてきた父・一也の葬儀にたくさんの方の会葬、弔電等、本当にありがとうございました。出棺の際、広い園庭一杯の皆さんと共に教職員を中心に歌う歌声の中、幼稚園を出発できたことは嬉しい限りです。『園歌』『朝はどこから』『ありがとうの花』、ありがとうございました。遺影を抱きながら車の中、いつまでもいつまでも「ありがとうの花」の皆さんの歌声が耳元で流れ続けていました。収骨の時まで続きました。感謝するばかりです。残された幼児教育という大事業に全力投球を誓いました。


『ありがとうのはな』
ありがとうーっていったらみんながわらっている
そのかおがうれしくて なんどもありがとう
まちじゅうにさいてるありがとうのはな かぜにふかれあしたにとんでいく
ありがとうのはながさくよ きみのまちにもホラいつか
ありがとうのはながさくよ  みんながわらってるよ


『朝はどこから』
朝はどこからくるかしら  あの空越えて雲越えて  光の国からくるかしら
  いえいえそうではありません  それは希望の家庭から  朝がくるくる朝がくる  「お早よう」「お早よう」
昼はどこからくるかしら  あの山越えて野を越えて  ねんねの里からくるかしら  いえいえそうではありません  それは働く家庭から  昼がくるくる昼がくる  「今日は」「今日は」
夜はどこからくるかしら  あの星越えて月越えて  お伽の国からくるかしら
いえいえそうではありません  それは楽しい家庭から  夜がくるくる夜がくる   「今晩は」「今晩は」