園長からのメッセージ(2009年度・2月号) 園長からのメッセージ(2014年度・3月号)

父は天 母は地 ありがとう

 「父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し」。彫刻家・画家・絵本作家の「しまずよしのり」さんからの言葉です。今一番気になっている言葉です。今では友人でもあり憧れでもありライバルでもある先生から、約8年余り毎日、絵本の原画とともに手紙が添えて送られてきます。その便りを見るのが日課になりました。柿の実の玄関に飾られている彫刻・絵画、そして私の元に届き続けた絵本のワンシーンの綴りが一冊の絵本に、童話になっていきます。その数は大変です。受け取る私も責任重大です。本当に感謝しています。いつかはその全部を公開したいなあ。
 「たねいもさん」、柿の実教育の農育食育の一端を担う重要な「たねいもさん」、北海道から送られてきたじゃがいもの種イモ、2、3個に均等に切られ木材を焼却して出来た灰を体に塗られ、可愛い園児たちの手によりまだまだ寒い冷たい土の中に「そっと」埋められ、お布団かけられ小さな手を合わされて、年度を越えて次年度の園児たちに収穫される、その大きな担い手の「たねいもさん」の出番の時です。その収穫の際、時折しわしわになった「たねいもさん」に出会います。身を与えつくして、たくさんのジャガイモさんを子どもたちに届けてくれます。勿論土壌からの栄養、太陽の光からの恵みをいっぱい詰めた美味しいジャガイモの収穫です。正に「母は地、母の恩は海よりも深し」、です。
 「もりをもっとすきになろうのかい」、夢の森の年長さんと一日中、森を探検し、憩い、戯れ、森の中で美味しく、おにぎり・三色団子・お味噌汁等を食しました。地図を片手に7、8人の子どもたちが可愛いリーダーの元、みんなの力が合わさり、その探検が続きました。疲れた頃には桃太郎ご一行に扮するお母さんたちが、三色の美味しいお団子を用意していました。到着した広場にはキャンプテントが張られ、釜では秋に収穫した大根のお味噌汁、干して作った園特製のたくあんおにぎりもよかった、あっためてくれたお味噌汁もよかった。森で戯れる子どもたちが一番眩しかった。本当に「森はぼくらの先生だ」。自然に囲まれた広大な森、更に大きく取り巻く大自然に護られている、身近にこんなに森が広がっている、本当に有り難い。
 玉川中央の生活発表会、本当に劇団四季の劇場のごとく、一人ひとりの演じるその姿は圧巻でした。会場いっぱいのお客さんの目は皆さんうるんでいました。その役になりきった演技は先生も保護者も、人を感動させる点においては誰も太刀打ちできまい。家族を、お客さんを本当に幸せにしてくれた。その演じる仕草、セリフ、歌う力、レベルにびっくりです。年少さんからのセリフにもびっくり、予行の時からの成長としっかりしたことに、一度の体験がどれだけ子どもたちに自信と上達を生むか、本当に体験しました。素敵な一日をありがとう。
 ちびっこ安心館の子どもたちが柿の実の、夢の森の森に遊びに来るとのこと、本当に楽しみです。毎日駅前の保育室、機会があれば、どんどん公園や森に出かけて行きたいものです。
一緒に外で弁当を広げる、誰もが楽しいですよね。待ってます。