園長からのメッセージ(2009年度・2月号) 園長からのメッセージ(2013年度・12月号)

二か月の思いがこもった手紙

 門に立って挨拶していると、図書室に絵本を借りに来ている女の子の絵本袋の中から、一通のお手紙が出て来たとのことで、そのお手紙を渡されました。「おしごとおつかれさまでした。たまにはやすんでね」書かれた日付が、もう二か月も前のものでした。私にはもう二か月もこの思いでいてくれた一人の女の子の存在に感激いたしました。確かに土日も休みもない毎日で、疲れがたまりにたまっていた時だけに、本当に嬉しいお手紙でした。二か月後に届く、その事実にも夢のような味わったことのないロマンのような不思議な幸せ感に浸りました。ありがとう。
 門での挨拶が終わると、夢の森の誕生会、若者ぶって長い坂を走ったのですが、見事に息切れして職員室に座り込んでいたら、小さな花々をミニ花束にして子どもたちが次々に渡しに入ってきました。十人余りのミニミニ花束も一つの素敵な花束になりました。幼稚園にやって来ると、渡すんだといって花を摘んでいたようです。勿論疲れも息切れも吹っ飛んでしまいました。誕生日会も楽しくなりました。一つひとつのあったかい行為が、私の一日を幸せにしてくれました。ありがとう。
 まだまだ続きます。私の幸せな一日は・・・。柿の実に帰ってくるなり、一人の女の子がやってきて、何かお話ししたいことがあるようで、職員室の奥の方まで近づいてきたと思ったら、耳元で「あした、グアムへいくの!」と、ささやいてくれました。満面の笑顔です。勿論私の顔も満面の笑顔です。家族と一緒にどこかに出かける、どこかに食べに行く、お父さんと何かをした、お母さんに何かをしてもらった、みんなで遊んだ、本当に子どもたちは嬉しそうに教えてくれます。「ねえねえきいてよ、おしえてよ」、子どもたち同士で、子どもと先生で、先生同士で、保護者の方同士で、こうした躍動的な触れ合いや会話が弾む楽しい幼稚園、いいなあ。嬉しいことは嬉しいと、困ったことは困ったと、悲しいことは悲しいと、楽しいことは楽しいと、体と言葉にして表現してほしい。子どもたちといると、純粋に幸せ感を覚えます。ありがとう。
 来年度の満三歳児の新入園児がたくさんやって来ることになりました。年度途中に仲間入りする子どもたちが今年度多かったのですが、まだこれからもご希望の方々が来るに違いない、そう思って柿の実では四クラスにすることにしました。「つくしんぼ」「さくらんぼ」のクラスに、「たけとんぼ」「あかとんぼ」のクラスを設けます。年長や年中クラスは大幅に減ることにはなりましたが、たくさんの新しい仲間に感謝するばかりです。たくさんある幼稚園の中から、柿の実幼稚園、そして夢の森幼稚園を選んでいただき、本当にありがとう。
 たまプラキッズ、かくれんぼへの子どもたちも少しずつ集まってきました。「はじめの一歩保育園」、新しい仲間との出会いが楽しみです。駅前でないというハンディキャップを乗り越えて選んでいただければ幸いです。どうしても駅前に集中してしまうようですが、自然の中で思いっきり遊び、野外での活動をたくさん取り入れた保育を展開したいと思っています。いっぱい遊んだ、といった満足感での笑顔で家路についてほしいな。建物の全体像が見えてきました。楽しみです。